英語力向上に意味があるのか(続き)

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私は、英語ができることはいいことだと思っているし、できなくて悔しかったので、いまだに向上に努めています。
ただ、ただ英語が出きても仕方がないというのも確かだな、と思っています。

現在仕事で英語をつかっていますが、結構おまけの能力という感じで、この能力自体が評価や給料に反映されては
いない、状況です。

これは、きっと選ぶ仕事によっていて、まず、外資系に転職すると、そもそも英語ができないと雇ってもらえない
ところは相当あるはずなので、そこは、選んで努めている企業がわるいってことになりますね。

実際に英語を使わない仕事がたくさんあるので、当社では、英語ができるより外の事をしろ、ということなんでしょう。
英語ができると、資料の英語化や通訳的なことが頼まれることが多くなり、それはそれで、まあ役に立っているので
よいのですが、ほかのことが免除されるわけではなく、かつ評価は他の通常業務なんですよね。そうなると損した気分に
なります。

ただ、確かに、語学が好きで英語が得意な人には一定数、英語だけできてあとは何もできない人が一定数いるようにも思います。もちろん英語ができるのは良いのですが、仕事の上では、そもそも、その仕事内容や、話されている内容、など知っておくべき内容があって、それが分からずに英語だけで来ても役に立たないんですよね。
そんな風に、英語はできるが、業務出来ない人たちが、一定数、英語力で評価される外資系の企業に入るように思えますし、語学を勉強している人にいるといわれると、そうだな、と思います。自分はそうならないように、と思っています。

バイリンガル幻想も近いものがあって、2つの言語を、どちらもネイティブレベルで話すというのはとても難しいことで、
実際はどちらかが実は全然ネイティブレベルにはなっていないか、実は2つとも中途半端になる可能性のほうが高いのが実情でしょう。

子供のころから海外に10年くらい住んでいたという、昔の同僚は、英語はとても流暢なようですが(じつは聞いたことないですが)漢字は苦手で、日本語では作文書けなかったそうです。(社会人になってからも)日本語は、文法が結構適当なので、話したり聞いたりするのは外国人にとっても比較的簡単なようですが、同音異義語がたくさんあって、片仮名、ひらがな、漢字が混在していて、読むのは相当難しいようですね。文字から入らないといけない言語はやはり難しいと思います。
例えば、タイ語や、韓国語、アラビア語などは、日本人にとって、とっつきにくいですよね。文字から覚えないといけないので。

この観点から子供には、日本に生まれたからには、日本語をがっちり教えて、ただ、英語も早めに教えてあげるでよいと思っています。主となる言葉と文化があって、初めて共通語が話せるとというのが生きると思っています。

海外赴任していたら、子供が英語ぺらぺらになって喜んでいたら、帰国したら日本語ができなくてこまった、ということではこまりますよね。

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